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今回の記事では、ボジョレーヌーボーの意味やキャッチコピーについて調査しています。
ボジョレーヌーボーは英語ではどう書くのか
ボジョレーヌーボーの意味について
ボジョレーヌーボーの歴代キャッチコピーについて
など書いていきますので、ご参考になれば幸いです。
ボジョレーヌーボー 英語ではどう書く?
ボジョレーヌーボーは、仏語で Beaujolais Nouveau となります。英語で表すときも同じでした。
また、「ボジョレーヌーボー解禁!」は、
Beaujolais nouveau release! (解禁=release)
Beaujolais Nouveau has been released.(解禁された=has been released)
と表記されます。
ボジョレーヌーボー 意味について
ボジョレヌーボー(仏: Beaujolais nouveau)とは、フランス・ボジョレー地区(語源:美しい高台/Beaujeu)で、その年に収穫したぶどうを醸造した新酒ワインのこと。ヌーヴォー(Nouveau)はフランス語で「新しい」という意味だそうです。
解禁日
サントリーのサイトでは、ボジョレーヌーボーの解禁日を定めた理由として下記のように記載されています。
1967年、フランス政府は、ワインの品質を下げないために解禁日を定めたのです。 それが11月15日。解禁されるまでは販売も飲むことも禁じました。 ところがフランスは安息日に働かないお国柄で、この日が土日や祝日になると運送がストップして出荷ができなくなってしまいました。 1985年、フランス政府は安息日に重ならないように配慮し再び解禁日を定めます。 それが現在の「11月の第3木曜日午前0時」。 日付変更線の関係上、日本では本国フランスよりも早く解禁日を迎えるのです。
引用元:サントリー
ジョルジュ・デュブッフ氏
ボジョレーヌーボーの人気の火付け役として知られるのは、ボジョレー地区のワイナリー経営者である「ジョルジュ・デュブッフ氏」
ボジョレー地区中心の地酒からフランス全土に売り込み、さらに世界が注目するワインへと成長・活性化させていきました。
知れ渡ったうらには、敏腕な仕掛け人がいるんですね。
ボジョレーヌーボー 歴代のキャッチコピーについて
毎年ボジョレーヌーボーの解禁日が近づく11月前後になるとニュースなどで見聞きしますが、実際に盛り上がっているのは、現地の一部と日本だけと言われています。
理由としてあげられているのは、
輸出量の1/4は日本国内
時差の関係で、一番早く解禁日が訪れるのが日本だから
だということです。
盛り上がりに一役買っているのが、印象的なキャッチコピー!
一般的には、現地のボジョレーワイン委員会がブドウを評価し、フランス食品振興会(SOPEXA)が発表したキャッチコピーが流通していることがほとんど。なかには、日本語訳をわかりやすくしたものをメーカーが決めている場合もありますが、誰が決めているのかは定かではないそうです。
そんな歴代のキャッチコピーは、下記のようになっていました。
年度 | キャッチコピー |
2022年 | 太陽に恵まれたヴィンテージ 果実味とストラクチュアの完璧なバランス |
2021年 | 挑戦の末たどり着いた、納得のヌーヴォー |
2020年 | 非常にバランスが取れた爽やかさのある仕上がり |
2019年 | 有望だが、生産者のテクニックが重要な年 |
2018年 | 2017年、2015年、2009年と並び、珠玉のヴィンテージとして歴史に刻まれるでしょう |
2017年 | 豊満で朗らか、絹のようにしなやか。しかもフレッシュで輝かしい |
2016年 | エレガントで、魅惑的なワイン |
2015年 | 記憶に残る素晴らしい出来栄え |
2014年 | エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい |
2013年 | 繊細でしっかりとした骨格。美しく複雑なアロマ |
2012年 | 心地よく、偉大な繊細さと複雑味のある香りを持ち合わせた |
2011年 | 3年連続で、偉大な品質となった |
2010年 | 果実味豊かで、滑らかでバランスの取れた |
2009年 | 数量は少なく、完璧な品質。桁外れに素晴らしい年 |
2008年 | フルーツ、フルーツ、フルーツ |
2007年 | 果実味が豊かでエレガント |
2006年 | とてもうまくいった年 |
2005年 | 59年や64年、76年のように偉大な年の一つ |
2004年 | 生産者の実力が表れる年 |
2003年 | 並外れて素晴らしい年 |
2002年 | 色付きが良く、しっかりとしたボディ |
2001年 | ここ10年で最高 |
2000年 | 出来は上々で申し分の無い仕上がり |
日本語の響きにはないキャッチコピーが並んでます!
まとめ
・ボジョレーヌーボーは、英語でも Beaujolais Nouveau (仏語)となる
・ボジョレーヌーボーは、フランス・ボジョレー地区(Beaujolais)で、その年に収穫したぶどうを醸造した新しい(Nouveau)ワイン/新酒という意味
・ボジョレーヌーボーのキャッチコピーは、現地のボジョレーワイン委員会がブドウを評価し、フランス食品振興会(SOPEXA)が発表している
2023年のキャッチコピーはどんなものになるのでしょうか?