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今回の記事では、2023年3月31日に政府が公表した少子化対策のひとつである「児童手当の拡充」について書いています。支給期間が高校卒業までの18歳に拡大延長するのはいつからはじまるか、金額や最後の支給日についても調査していますので、ご参考になれば幸いです。
児童手当の拡大・延長はいつから?
現時点(2023年5月24日現在)では、原則として高校生から児童手当はもらえません。
誕生日関係なく一律で、子供が15歳の誕生日後はじめの3月31日を迎える日までと決まっています。
では、今回の児童手当の拡大・延長はいつからはじまるのでしょうか?具体的な情報は見当たりませんでしたので、わかり次第追記していきます。
ここで、現状の児童手当の制度を確認してみましょう。
【児童手当の月額】 ※2023.6.14追記 変更案は赤字になります。
・0歳~3歳未満:一律15,000円 → 15,000円
・3歳~小学校終了前:10,000円(第3子以降は15,000円) → 10,000円
・中学生:一律10,000円 → 10,000円
・高校生:10,000円
※0歳〜18歳の全年齢で、第3子以降は30,000円
【児童手当の支給月】
・毎年6月(2月~5月分)、10月(6月~9月分)、2月(10月~1月分)
【所得制限】 ※2023.6.14追記 変更案は赤字になります。
手当を受ける人の所得が、所得制限限度額以上になると「特例給付」となり、児童1人につき月額一律5,000円になります。→ 所得制限は撤廃され、全員支給対象
<所得制限の例>
年収103万円以下の配偶者と児童が2人(=扶養親族等の数が3人)の場合、所得制限限度額は736万円(収入額だと960万円)となり、扶養親族等の数が増えると限度額も引き上がります。
引用元:内閣府
2022年10月からは目安年収1200万円以上で「特例給付」も廃止となり、児童手当を受け取れなくなっています。
続いて、今回の「児童手当の拡充」案を順番に見ていきましょう。
所得制限の撤廃
1つめに、現在の「所得制限を撤廃」する案 ※高所得者の場合は、児童手当が廃止になっている
支給期間を高校卒業までに
2つめに、現在の支給期間である中学校卒業までから「高校卒業まで延長」する案
手当額の見直し
3つめに、諸外国の制度等も参考にしつつ「手当額の見直す」案
児童手当の金額について
児童手当が高校卒業(18歳まで)拡大・延長された場合の金額は、18歳まで月10,000円で調整されているとのことでした。
3歳~小学生の第3子以降については、現在の月15,000円から30,000円に倍増することを検討中だそうです。
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こどもの教育費と合わせて自分たちの生活についても
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児童手当の最後の支給日について
児童手当が高校卒業(18歳まで)拡大・延長された場合の最後の支給日についてですが、こちらも具体的な情報は見当たりませんでしたので、わかり次第追記していきます。
現在の制度が、15歳の誕生日後はじめの3月31日を迎える日までと決まっているので、15歳から18歳にスライドする形になるのではないかな?
まとめ
①児童手当の高校卒業まで拡大延長になった場合、金額は18歳まで月10,000円で調整中。3歳~小学生の第3子以降については、現在の月15,000円から30,000円に倍増することを検討中。
※2023.6.14追記 高校卒業まで延長する方針で月10,000円。0歳~18歳までの全年齢で、第3子以降は30,000円
②児童手当の高校卒業まで拡大延長になった場合、いつからはじまるか?
※2023.6.14追記 2024年10月分(支給は2025年2月)から実施予定
※2023.10.27追記
隔月の年6回とするよう法改正を行い、初めての支給は来年の12月に前倒しする考え
児童手当および児童扶養手当を両方もらってる方は、毎月いずれかの手当がもらえるようになる
③児童手当の高校卒業まで拡大延長になった場合、最後の支給日はいつか?
②③については、詳細がわかり次第追記していきます!